日EUオープン・ダイアローグ 企業の持続可能性デュー・ディリジェンス
~EU企業持続可能性デュー・ディリジェンス指令について~
経済産業省、駐日欧州連合代表部、(一財)日欧産業協力センター共催 ウェビナー
2024年10月24日(木)17:00~18:20 東京(10:00~11:20 Brussels)
(日英同時通訳付、参加費無料)
近年、企業の人権尊重に向けた取組を後押しする動きが加速しています。日本では、日本政府は、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」、「OECD責任ある企業行動に関する多国籍企業行動指針」、ILO「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」といった国際基準に基づき、人権デュー・ディリジェンスに関する業種横断的なガイドラインを策定し、その周知を通じて、産業界の意識向上、取組促進に努めています。
EUでは、2024年5月24日、関連国際基準 と概ね整合的なEU企業持続可能性デュー・ディリジェンス指令(CSDDD)が成立し、同年7月25日に施行されました。今後、EU加盟国は、本指令施行から2年以内に国内法を整備することになります。これにより、EU域内で一定の売上高がある企業は、新しい要件に準拠する必要が生じますし、本指令の直接の適用対象とならなくても、本指令の対象企業のビジネスパートナーとして、間接的に影響を受ける可能性もあります。
本ウェビナーでは、日本の経済産業省より、ビジネスと人権に関する日本政府の取組をご紹介いただき、欧州委員会から、 CSDDD の概要、関連ガイドラインの作成を含む今後の運用、外国・日本企業への影響等についてお話を伺います。さらに、欧州委員会司法総局、日EUの業界団体や有識者も交え、産業界の対応や課題についてパネルディスカッションを実施するとともに、参加者の皆様からの質問に答えていただきます。(CSDDDは、人権及び環境を対象とする規制ですが、パネルディスカッション及び質疑応答では、人権に焦点を当てております。)
ご参加は下記ZOOM登録リンクよりお申し込みください。
プログラム
17:00 -17:05 (10:00 -10:05) 開会挨拶
- Manuel Hubert, 一財)日欧産業協力センター EU側専務理事
17:05 -17:10 (10:05 -10:10) 日本側プレゼンテーション
- 小川 幹子 経済産業省 通商政策局ビジネス・人権政策調整室長
17:10 -17:25 (10:10 -10:25) EU側プレゼンテーション
- Ralf Sauer, Deputy Head of Company Law and Corporate Governance Unit, Directorate-General for Justice and Consumers, European Commission
17:25 -18:05 (10:25 -11:05) パネルディスカッション
モデレーター:小川 幹子 経済産業省 通商政策局 ビジネス・人権政策調整室長
パネリスト:
- Ralf Sauer, Deputy Head of Company Law and Corporate Governance Unit, Directorate-General for Justice and Consumers, European Commission
- 木下 由香子 在欧日系ビジネス協議会(JBCE)コーポレートサステナビリティ委員会副委員長
- 梅津 英明 森・濱田松本法律事務所 パートナー
- Ruben Zandvliet, Deputy Director, Shift
18:05 -18:15 (11:05 -11:15) 質疑応答
モデレーター:小川 幹子 経済産業省 通商政策局 ビジネス・人権政策調整室長
18:15 -18:20 (11:15 -11:20) 閉会挨拶
- Christophe Besse, Minister Counsellor, Delegation of the European Union to Japan
司会:田辺 靖雄 一財)日欧産業協力センター 日本側専務理事
参加登録:本ウェビナーは ZOOM で実施いたします。参加登録はこの登録リンクからお願いいたします。
Q & A:ウェビナー中のご質問は、参加登録画面のQuestions & Comments欄にご入力いただけます。ご質問のある方はZOOM 参加登録の際にご記入ください。なお時間の制約によりすべてのご質問にはお答えしかねる旨ご了承頂けますようお願いいたします。