2006年7月13日~14日に東京にて日・EUビジネス・ダイアログ・ラウンドテーブル年次会議が開催されました。富士ゼロックス相談役最高顧問小林陽太郎氏とユナイテッド・ケミカル・デュ・ベルジャム会長のジョルジュ・ジャコブス氏が共同議長を務め、日・EUの主要企業経営者がグローバルパートナーとして多極的レベル同様に二極的レベルにおいても、緊密な相互協力を発揮すべき、産業界が抱える問題点および、日・EU間での企業協力に影響を及ぼす要素をレビューしました。
また、2日目には二階俊博経済産業大臣、塩崎恭久外務副大臣、遠山外大臣政務官、古屋範子総務大臣政務官、EU側からは、欧州委員会副委員長企業・産業担当のギュンター・フェアホイゲン氏のご臨席をいただき、官民両部門でのオープンで実際的、且つ深堀した意見交換が行われました。
また、閉会に当たり、小林陽太郎氏は日本側議長を辞任し、後任には東芝会長の岡村正氏が就任しました。
会議後、7月26日には小林陽太郎氏、岡村正氏の旧・新両議長が首相官邸に赴き、小泉首相に年次会議で取り纏めた提言書を提出しました。次回の年次会議は2007年初夏にブリュッセルでの開催を予定しています。
日本側共同議長
富士ゼロックス相談役最高顧問
小林陽太郎氏
注釈)
「日・EUビジネス・ダイアログ・ラウンドテーブル」は1996年に日欧のビジネス界の相互信頼と理解を基に、民間対話の強化を図り、日・EU政府に対し、貿易・投資の政策立案に効果的な提言を行うことを目的として設立されました。日欧産業協力センターはラウンドテーブルの事務局として円滑な協議の実施に協力しています。
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