2009年7月6~7日にブリュッセルにて、日・EUビジネス・ラウンドテーブル年次会議が開催されました。
佐々木元 日本電気特別顧問と、ジョルジュ・ジャコブスDelhaizeグループ会長・UCB名誉会長が共同議長を務める中、日・EUの主要企業のトップレベルが一同に会し、日・EU間の経済問題のみならず、今日の世界が直面している多くの問題について活発な討議が行われました。会議2日目には官民合同会議も開催されました。特に、金融危機を日・EUがどう乗り切るか、WTOドーハ開発アジェンダ・DDA交渉、イノベーション、エネルギー・気候変動など産業界に影響を与える主要課題について論議されました。
この共同提言書は、松村経済産業大臣政務官、西村外務大臣政務官、フェアホイゲン欧州委員会副委員長、EU理事会議長国(スウェーデン)代表ら日・EU首脳に手交されました。
長年にわたり日・EU関係緊密化に貢献されたジャコブス氏が今回をもってEU側共同議長を退任され、後任者としてアリアンネスパス会長兼CEOのル・ガル氏が紹介されました。
次の日・EUビジネス・ラウンドテーブルは2010年東京にて開催される予定です。
BRT共同提言 |
WP A 「貿易・投資 / 規制の協力」 |
WP B 「生命科学/バイオテクノロジー」 |
WP C 「情報通信技術(ICT)」 |
WP D 「金融サービス / 会計・税制」 |
WP E 「イノベーション・環境とサステイナブル・ディベロップメント」 |
プレスリリース (英文) (PDF) |
EU側プログレス・レポート (PDF) |
日本側プログレス・レポート 英語 / 日本語 (PDF) |
EU側メンバーリスト (PDF) |
日本側メンバーリスト (PDF) |
「日・EUビジネス・ラウンドテーブル」は1996年6月1日に日欧のビジネス界の相互信頼と理解を基に、民間対話の強化を図り、日・EU政府に対し、貿易・投資の政策立案に効果的な提言を行うことを目的として設立されました。日・EUの主要な財界人によって構成されています。
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